ペースについていけない

今日は借地のセミナー。
地主、借地人を集めての講演会。

エリアに新聞の折込を入れて告知。

前日までのフォロー、当日のフォロー、その後のフォロー。
三段階に分けて徹底せよとのこと。

前日まではうまくいっていた。



で、当日お客さんに言われる。
「個別の相談を申し込みたいのですが・・・」

講演会後に、「ウチの場合はどうなの?」みたいな相談の受付をやるのだが、ただ俺はわからない。
けど俺が担当。


お客さんの状況はこんな感じ。

お客さんは40歳過ぎの姉妹。
二人とも持ち家に住んでいて、先日実家の母親が亡くなった。
姉妹の父親は以前になくなっている。

ということで、この姉妹の実家は空き家になってしまった。

しかしその実家には借地権がかかっている。

借地権は建築物が朽廃すると消滅してしまう。
借地権の更新は2年前にしたばかりなのでもったいない。

ならばその家を建て替えて貸家にしたほうがいいのか、いっそ借地権を手放したほうがいいのか。

相続登記をするのはいいが、姉妹で半々に遺産分割をすると、姉妹が亡くなったときに姉妹のそれぞれの子供同士のトラブルにもなりかねない。

考えてから遺産分割をしないとならない。

地主の方は物納すると圧力をかけている。




そんな状況の中で適切なアドバイスを・・・と言われても、まだ一ヶ月しか経ってないんですよ新しい職場に来てから。

てことで上司に同席してもらったのだが、結局上司がしゃべってしまうので俺はいた意味なし。
打ち合わせの議事録を渡すので精一杯。

超悔しい。

その上司は日ごろから愛のある厳しい指導をしてくれるのだが、本人愛があるのかどうかはわかんないけど(笑)
もしかしていじわるで言ってんのかもしれないけどね。
でもいいこと言ってくれるし、いい勉強になってるから俺は文句ないんだけどね。



その上司曰く。

「お前アタマでわかっててもそれをアウトプットできなきゃ意味ないんだよ。
お前はそれが苦手なんだろうな」

初めてそーいう類のことを言われた。
この一ヶ月で俺の何を見たんだって一瞬(一瞬ね)思ったけど、まあそう見えているのならそれは事実なわけで、俺は乗り越えなければいけない。

勉強あるのみだ。




てかやっぱり隣で聞いていてこの人すごいなって思ったし、明らかに今の時点では負けている。
大負けだ。

じゃあやっぱり甘ったれないでなんとかしないと。