SNSとかで過去のこの日、とか出てくるけど、ちょうど10年前の今日の自分のポストで、
サンタクロースみたいな会社の恩師と数年ぶりに会った、なんて書いてあった。
その人は直接の上司部下の関係にはなったことはなかったけど、僕が新入社員の時に仕事を通じて知り合い、当時カルチャーショックを受け、その後も何かとその人に近づこうとして20代を過ごしたものだった。
彼も僕のことをかわいがってくれていて、そんな中2011年のクリスマス(というか先輩の開いてくれた部署関係ない忘年会)に久々にあった。
当時の自分の投稿を見ると、自分の立ち位置や成長を必死に伝えようとしていたようで、彼は「そうか、そうか」と話を聞いてくれていたのを思い出した。
社会人生活で最も影響を受けた人と去年のクリスマスぶりに再会。小じわとヒゲをたくわえて満面の笑みで俺の話を聞いてくれる。12/25にしか会わないし、サンタクロースなんだな。成長した姿を見せたくて必死。今年はロクに話せなかったから、そんな時期なんだろう。
— T O (@taroll) 2011年12月25日
今考えてみたら成長だなんて言ったって大したことのない、なんか勘違いした熱意や苦悩みたいなのを背負ってやっていたんだけど、もう少し広い視野というか視座というか、そういう落ち着きがあったらまた違ったんだろうなあ、なんて今になって感じるよね。
その時の感情は貴重なものだし、10年前の自分に色々話をしたいというか、10年前に玄関のカギをかけ忘れたのをこれから閉めに行く、みたいな、そういうノスタルジックな気分にもなるのは、当時の自分が自分なりに一生懸命やっていたからこそなんだろうなあ。
10年前の僕に言いたいのは、当時の恩師も当時の育ての親みたいな上司も今は第一線じゃないし、気づいたら拠り所は自分自身の中に作らないといけないスピードで集団は進んでいる、ということ。
成長した姿は、見せようとするもんじゃなくて体現するもんだってこと。
今は強いチームを作る為に奔走しています。
ジャイキリ全巻買って強いチーム作るしかない
— T O (@taroll) 2021年11月19日