革靴を買った話

大変恥ずかしい話なのだが、もう少し靴に意識を向けなければと反省をしまくり、恥ずかしい気持ちのままリーガルの店舗に行き、店員に打ち明け、革靴を購入した。
妻がプレゼントしてくれたスコッチグレインの革靴も、ちゃんと手入れしてなかった。
というか間違った手入れをしていた。
色々調べれば調べるほど恥ずかしくなり、ちゃんとしなきゃと後悔。
店員さん、優しく丁寧に対応してくれた。
そもそもストレートチップが無難なんだろうと思っていたら、茶系のストレートチップってのは崩してるのかフォーマルなのかお店の人から言わせれば意味不明とのこと。
内羽のウィングチップを勧めてくれた。
サイズもしっかり確認してくれた。
26.5じゃない。
そもそも25.5だった。
本当に恥ずかしかった。
ブラシとクリーナーと靴紐と全部買って帰り、慌てて妻がくれた靴を磨き始めた。
靴ばっかり写真載っけてる同僚のインスタグラムを見返し、彼はちゃんとしているなあと脱帽した。
革靴がどうこうじゃない。
社会人としてちゃんとしていなかった。
30代後半で、社会人14年目で、中堅で、会社のHPやカタログにも載っけてもらったりしているのに。
丁寧にとか、自然のものをとか語り始めるつもりはない。
ただただちゃんとしなければならないのだ。
歯の治療も、贅肉を落とすことも、仕事のスケジュールを立てるのも、先送りしていた仕事を片付けるのも、全部そうなのだ。