頑張らないで勝田マラソン走った話

勝田マラソン走ってきたよ。



前回までの3時間29分地獄から抜け出すべく、今回はハートレートもつけず、ラップも5kmごとにしか計測せず、ペースが落ちたら落ちたでいいやと思って出場。
お世辞にも練習できてる状態ではなかった。
頑張らない勇気も必要なのである。




勝田マラソン、初めてだったけど何がいいって最初スタートから300mくらい商店街で、アナウンスがずっと続くのね。
スターターの人がたぶん偉い人だったと思うのだが、この人が天然で、スタート10分前から演説始めて、挙句
「...って皆さん聞いてないですね」
とか言い出して待ってるランナーから笑いとどよめきが。


「太陽というスポットライトを浴びて、ランナーたちが川の流れのようにスタートしていきます」と。
なんか笑いながらヘコヘコ走り出す。


とりあえず様子見ながら前半戦。
まずソッコーでトイレへ。
寒かったからね。


10kmすぎくらいで、キムさんが走り抜けていく。
速い。
手足も長い。


声かけて追いかけたかったが、我慢。



20kmまでは5kmを24分前後で流れる。
勝田のコースは見通しの良い直線が多いのだが、向こうの方に登り坂が見えたりする。
なるべく坂道でもペース変わらないよう、とにかく力まずに走った。


30km過ぎていつも通りつらくなってきた。
この頃は30km過ぎで腰〜尻〜腿裏のあたりが張ってくる。
力むとつるかも、と思いやっぱり力まずに走る。


35km過ぎで突然背後からエリックワイナイナさんが追いかけてきた。
あれ?スターターやってなかった?


なんか走りたくなって後からオープン参加で走り始めたらしい...


ワイさん、めちゃめちゃ腰高なフォーム。
どっちかというと、前に倒れるイメージで脚が前に出てる感じ。
彼はオリンピックでメダルを獲ったあと、東京で鬼ごっこばっかりしてる。


前日12km走ったので、30km過ぎからは「あとは昨日ジョグした距離走り切れば終わりだ」と思えた。
これは精神的にかなりプラスになった。
ということは、前日40km走れば2km走った時点でそう思えるのだろうか。



無事にゴールし、タイムは3時間27分04秒。


5kmごとのラップは以下。
ほぼほぼイーブン。


ケイデンスは187spm、
ストライドは1.09m




前回までの3レースに比べ、あまりつらくなかったのが今回の収穫だった。
頑張らない走法、良いのかも。




お尻は爆裂したので、帰りに上野で安いマッサージへ。
あんまりクーポンサイト的なものを利用してサービスを受けるのは好ましくないという気持ちがあるのだが(それでクレームのレビュー書いたりする奴の気がしれない)、尻の凝りがひどかったので予約をした。
特急が上野に着く時間でタイミングが合えばどこでもよかったので、サイトで見つけた「日本人のスタッフで安心」とあったとこを予約してお店にいったら


「イラシャイマシー」


嘘ばっか...


尻ゴキャゴキャしてもらい、翌日は今までにないほどダメージが少ない会社出社となった。