この先に何があるかもわからぬまま

久々の連休を過ごしている。

新入社員の時からは想像もつかないほどの大きな情熱とエネルギーを使って仕事をしている。
その反動が大きく、ある種の麻痺のような感覚と隣り合わせで走り続けている。


何でこんなに苛立っているのかも振り返れないってのは辛い。
組織の脆弱さなのか、自分の無力さなのか。
もう少しどっしり構えていたいもんだが、そのステージはまだ先にあるようだ。
今はまだ、パワーゲージがたまっていなくても色んなレーザーを撃ちまくっている。


一つの場所に長くいることの良さも悪さも感じるようになった。
職場環境もそうだし、広い目で見れば企業だってそうだ。
4年間過ごした職場の近辺で仕事をすることは俺にある種の懐かしさと、戻れない喪失感を与える。
それでもいいし、それも哀しいし。


何か俺の気持ちの中で分岐点なんだろう。
それがいま形を持たずに襲ってきている。
季節の変わり目だからといえばそうだし、疲労が溜まっているといえばそうだし。


いずれにしても、大きな波がまた近づいている。
俺は高台に登るか、沖に出るか、もう少し考えている。