どうも毎年年明けってのは体の調子やら心の調子やらが狂うもんで、歯車が合わないような感覚を覚えてしまう。
一年前を振り返ると、去年もこの時期扁桃腺を腫らしていて、これも毎年の年中行事なんだろうかと思いながら完治を待つ。
ここ2週間程は全く運動もできず、強行して出場した渋谷駅伝で悪化させてしまった。
2月に入る前で良かった。
2月に入ると去年同様禁酒生活が待っている。
飲む量を減らすとか、そういう風にすればって言われるが、それができれば苦労しない。
１か０かで覚悟を決めないと行動に移せないのだ。
悲しいことに。
仕事はと言えば、恒例の夜明け前的な模索状態が続いている。
特にここ1週間は大変だった。
充実しているといえばそうなんだろう、本当に久々に午前様で作業をしていた。
こういう無理もできなくなるんだろうなあと思いつつ、黙々と作業を続ける。
結果としては自分自身は満足できたので、あとは反響や報告を待つのみ。
会社が求める「結果」は、そこからなのだ。
けど、俺はやっぱりこういうことは向いているんだろうなと思ったよ。
何故かこの時期の人事もあり、グループ会社へ出向していたベテランが帰ってきたり、4月からの人事を示唆するような会話あったり、まあ会社も色々な問題を抱えているもんだ。
去年はどちらかというと攻撃的に会社に対して発言をしていたが、今年はもう少し自分自身で先回りをしようかなと。
先回りってのは結局相手に対して期待を持たないということなんだろう。
上司や他部署が自分にも関係のある企画を組んだとして、俺としては「当然ここまで考えているんでしょうね」というスタンスで見ていた。
そりゃそうだろう。
社歴としては圧倒的に上の人間たちが企画をするんだ、自分の心配することなんてとっくに考えているよ。
そんなスタンス。
でも蓋を開けてみりゃぐだぐだ。
質が悪いのは、そこで事前にアウトソーシングしてくれればいいのに、抱えてしまっている。
適切な指示も出せないまま期日が漫然と近づいてくる。
そりゃまずいでしょ。
見ていて心配になるから、結局自分達が先回りする。
これが現状。
自分が指示を出す側として考えると、これほど周囲にがっかりされることもないだろう。
逆に言えばそういうプレッシャーを気にしないと適切な指示も出せない。
後輩に指示を出して色々やることも増えたが、指示を出すといつも考える。
このタイミングでよかったのか、辻褄があっているか、自己満足や自尊心を満たすだけの指示になってないか(俺が若かった頃は的な指示や説教はほぼこれ)、いつも反芻している。
後輩との会話のノリが悪ければ相手のコンディションを心配するし、自分から報告しようとしている時に確認を重ねてしまったりしないように(宿題やったの？今やろうと思ってたとこだよ！的な)報告してくるタイミングをじっと待ってみたり、そんなのばっかりだ。
待つって難しいんだよね。
待つというか耐えるというか忍ぶというか。
相撲道かもしれない。
逆に待ってたり耐え忍んでいたりすると何も発信できなくなるから、それも難しい。
ブツ切りのタスクであれば一つ一つでPlan、Do、Check、Actionとやっていけばいいんだが、そういう仕事ではないし、そもそも組織で教育や連携をするときって言葉や書面で表せない繋がりを見出さないとうまくいかない。
それが「流れ」であり、前提条件の「共感」を作ることが八割なんじゃないだろうか。
そこは自分の発信次第。
「驚き」や「感動」でもいいんだけど、それだけでもない。
俺は「配慮」だと思っている。
それがなきゃ連携する気持ちにもならない。
相談する気持ちにもならない。
そういえば、先週末にある会合に呼んでもらって参加したが、俺は逆に自分自身が発信する必要性も感じた。
みんな自分のフィールドをちゃんと言葉にできる。
俺はどうなんだろう？
賃貸の部屋探しの相談を受けたり、投資物件の相談を受けたり、建物の老朽化の相談を受けたり、相続と遺産分割について相談を受けたり、ありがたいことに色んな相談を受けることが多くなった。
そういうものは自分自身何ができるのかを確認する機会にもなるが、どうもまだ自分の専門分野はこれですって言うような発信ができない。
それは結局本来自分がこれをやりたいっていうものがもっともっと内向きな作業なのだからかもしれない。
かといって一日中図面を書いたりデザインのこと考えてればいいってもんじゃない。
楽しいんだけどさ。
まだまだ社会に対して発信して、還元しなきゃいけない。
このバランスが難しい。
だから企業プレゼンなんかすると自然と力が入り、話が大きくなってしまう。
もうちょっと肩の力を抜いてやらなければ。
バランス感覚なんだろうな。
そして自分のやってることを信じて、ブレないで仕事し続けることだろうな。
私生活では、髪の毛を思い切り切りました。
メガネも新しくした。
誰だかわかんないね。
All wings check in.
