すごいよ、来年の東京マラソン、ゲブレシラシエが来るんだってよ。
ゲブと同じレース走るんだよ。
東京マラソン財団は２９日、第５回東京マラソン（来年２月２７日、報知新聞社後援）に、男子の世界記録保持者のハイレ・ゲブレシラシエ（３７）＝エチオピア＝が招待選手として出場すると発表した。
ゲブレシラシエはトラック長距離の５０００、１万メートルの元世界記録保持者で、五輪と世界陸上の１万メートルを合わせて６度優勝。
０５年アムステルダム・マラソンで本格的にマラソンに転向した。
０７年ベルリンで２時間４分２６秒、翌年の同大会で２時間３分５９秒と世界記録を更新するなど、その圧倒的なスピードとレースの強さから「皇帝」の異名を持つ。
日本国内では優勝した０６年福岡国際以来の参戦となる。
来年の同大会は同年の大邱世界陸上・男子日本代表選考会を兼ねており、有力な日本人選手も参戦する予定。
また、今大会は優勝８００万円、世界新ボーナス３０００万円（昨年大会の金額）など、世界トップクラスの高額賞金を誇る。
寒さや強風の影響で、最近２大会の優勝タイムは２時間１０分以下に終わっているが、世界最強ランナーの力で超ハイペースなレースが展開されそうだ。◆ハイレ・ゲブレシラシエ １９７３年４月１８日、エチオピア・アルッシ生まれ。
３７歳。
１万メートルで９３年シュツットガルト世界陸上から２０００年シドニー五輪まで世界大会６連勝を達成。
０２年ロンドン（３位）でマラソン初出場。
アテネ五輪後に本格的にマラソンに転身し、０５年アムステルダム以降は１０戦９勝（途中棄権１）。
０７年ベルリンで２時間４分２６秒、０８年同で２時間３分５９秒の世界新記録を樹立。
１６５センチ、５６キロ。
