Let the beat carry on

恥ずかしいというか、図星だった出来事があって記録をすることにする。


最近弱ってるなーって思ったら色んなところに影響が。
ある施主との話の中で、報告をする場面でのこと。
実際は間に入っている紹介元の報告を代理でしているだけだったが、言葉が出てこなかった。
その報告での施主の反応や、紹介元の立場も容易に予想されてしまったからかもしれない。
とにかく言葉が出なかった。
同席してもらっていた上司が結局説明した。


こんなこと、本当に久しぶりだった。
言葉が出ない。
悪い状況の報告だが、俺が悪いわけじゃないから躊躇する必要もないのに。


打ち合わせの後、上司に言われたこと。
1年前に比べ、勢いがない、と。


図星というか見透かされてるというか、どうしようもない気分だった。
反論の余地もない。
事実なんだろう。
この一ヶ月のストレスが俺の足枷になっている。
そもそも何が悪いんだろう。
結局突き詰めていくと自分のせい。
自業自得。
コントロールができない。


そうやって自分を責めて、一人じゃどうにも動かない組織の柵を憂い、しんどい想いが夢にも出てきたり、生きた心地がしなかった。
駆け出しの頃にもこんなことはあった。
けど、自分の成長の過程でそれは消えていった。


そして今、また地獄を見ている。


尊敬する先輩に夕飯を付き合ってもらった。
以前から彼は言う。
それはお前が気付いたからだ、と。
今まで見えなかったことが見えてきたからだと。


そして今日も言われた。
「お前が抱える必要ないし、次会社が同じ踏み外し方をしないよう気をつければいいし、そもそもそんな事でお前の気持ちが上がったり下がったりしてるようじゃダメだ」
曰く、そんなの折込済みだと。
全部パッケージングされているんだと。
お前がどんだけ悩んだって状況が変わるわけじゃない。
そんなのは悩むだけ無駄。


当たり前の言葉が、それすら聞き取れなくなっていた自分に刺さった。
「お前じゃなかったら、もっと問題は大きくなっていたんだよ、きっと。
お前だからここまで食い止められてたんだよ」


変えたいとか変わらないとか、そういう事で怒りをブチまけたり、今後予測されるの色々な環境の変化に神経質になっていたのかもしれない。
それに併せて起こるトラブル。


成長するって、やっぱり痛いんだ。



この痛みは、望んで飛び込んだものなんだ。