誰の味方か

実家に久々に車で帰り、朝渋滞する環七を通り出社。
今月末・来月頭に建物の引渡しが二件。
立会いに時間がかかるのは承知で、ちゃんと付き合おうとしているのだが。
それ以外の業務も当然仕事だからやるわけで、限られた時間を有効に使おうと必死になっている。
ただ、やはり大勢のスタッフが係わる仕事なので当然足並みは揃わないし、同じスタンスでやってくれる人がどれだけいるかもわからない。
否、俺だってそう思われている場合だって当然あると思う。
「お前が話を複雑にしてんだよ」って。
まだまだ色んな甘さが捨てきれない。


結局俺が今いる部署が「工程管理」をしているんだと思っているが(俺は)、ホントはどの部署にいようがそれを意識して施主と向き合わないといけないんじゃないかな。
「言われたから指示通りに動いてる」っていうだけの人が多すぎる気がする。
もちろんそれは必要だし、オペレーション通りに動くのは最低限だ。
それすらできない人だっているんだし。
けど、それで100%の満足を狙っていけるのか?


そんなこと考えながら今日も話を複雑にしている。
ピコさんが言ってたが、
「深読みすれば、みんな『そんなことお前に言われなくてもわかってんだよ』ってことなのかもしれない」
わかっていながらそれができない諸々の事情があるのかもしれない。
であれば、そうであってほしい。
そういう意識が潰されるような原因を洗い出してほしい。


先輩が来月で辞めることになったのだが、それも少なからず俺をイライラさせている。
本人もう限界だったようだ。
それに気付かないような会社であれば、改善策を講じないともう手遅れだ。
もちろん得意不得意、職種の適性はあると思う。
だからこそ本人の適性を見極めることやジョブローテーション、その他のケアをするべきだし、そこをしないとこれからも会社から人が離れるのを全く止められない状況が続く。


これは戦術だ。
どういう戦略で、どういう布陣で攻めるかってのをもう少し考えないと。
企業だろうがスポーツチームだろうが同じ。
上もあいまいなら下もあいまい。
モノづくりの土壌だけがせめてもの救いだ。
それすら過去の財産を食い潰しているだけの状況になりつつあるのに。