空気が読めないって何なんだ

自分なりに平易な言葉で見解をまとめてみました。
今回は会話の中で空気読めないってレッテルを貼られる場合の事故検証です。


結論からいうと自己顕示欲と洞察力のバランスだと思っている。


「空気が読めない」っていくつか傾向があって、結果大きく分けると「話が噛み合わない」場合と、「話がずれる」場合。
前者の場合、「何でそこでそういうコメントする?」って場合。
後者に関しては「自分の話ばっかする」ってパターン。


共通するのはどっちにしろ一方通行の会話と双方向の会話の違いがわからない人が陥りがちである点。
「先生」と呼ばれる立場の人に多いのもそれが原因なのでは。教師とか、医者とか弁護士とか。
あと一人っ子とか。
家庭で順番待ちをくらったり、自分の主張が通じなかったりって経験が日常的にあると「ゆずる」とか「我慢する」とか「相手の出方を伺う」とか覚えるわけで。
結局育った環境で「俺を見て!」っていう欲求が強くて、且つそれを何処でも顕示しちゃう人が所謂「空気が読めない」人になるんじゃなかろうか。
全部自分の話に引っぱって来ようとする。
それはみんな根本的にはそうなんだろうけど、そこの歯止めが効かないというか。


傾向的に多いだけで全部じゃないし、双方向の会話のツボを押さえてる人は先生であろうがなかろうが一人っ子だろうがそれは問題じゃない。
世の中にはそんな人以外にも空気を読めない人で溢れ返ってるわけで。


じゃあツボって何なんだって考えると、やっぱり「会話の流れ」が見えているかどうか。
本人はそんなつもりは全くなくてちゃんと受け答えしてるつもりなんだが、彼等は突発的な会話の流れに乗るのに物凄く弱い。
流れに乗り損ねる場合と、流れに逆行しちゃう場合。
前者に関しては、「何か返答しよう」って考えて、出した返答が全く検討違いなことを「発言」してしまう。
結果「何でそれ言う?」ってことになる。
後者に関しては、「今その話してないよ」とか「それは今求められてないよ」のような惨劇を生む。
流れに乗れない、流れが見えてない。
結果流れにのまれてしまう。
ああ恐ろしい...。


今回は会話の中で空気読めないってレッテルを貼られる場合の事故検証でした。
態度とか行動が空気読めなかったり、逆に敢えてそういうことして笑に転換しちゃう人の話はまた今度。


ちなみに自分は凄くエネルギー使わないと空気読めません。
へとへとになります。
自分の話を聞いてもらいたい人です。
そんでしかも面白くない人です。
だから今日の記事は自分の自己紹介。


あーあ。