極東最前線

親友のブログより。

ようやくあれこれとひと段落着き、ネット環境も整ったのでここらへんで。


先週金曜で大学卒業後5年3ヶ月勤めた仕事を辞めた。
あわせて宿舎を海の日の3連休で出て、埼玉に引越し。


8月半ばからは完全に新しい職場で働く。
転職理由は、話だしたらきりがないが、
一番でかいのでは現場との距離感。
もっと現場の近くで働きたい。
もちろんどういう職場か理解した上で就職した。
ただ、実際に働いて自分が感じたところが、割り切りなどでどうにかなるもんではなく、
自分の大事にしたいところにいかに大きな影響与えているかということ。
3年間悩んだ末の決断。


もちろん、本来、いかにして現場の意見・問題を汲み取り、
さらにそれを感性や想像力で補うことが求められる仕事だっただけに、
それができなかったということは、反省しなきゃいかんところで、
これを変えていかないと成長も見込めないということは事実。


前に向かった進んでいくしかない。


がちんこでぶつかった親ともようやく和解の兆しが見えてきた。


そんなこんなですが、これから仕事帰りの嫁を拾って、
伊豆に旅行に行ってきます。
海に行きたいけど、天気がまずそうだなあ。


お疲れ様。
一緒に就職して、それぞれ悪戦苦闘して、お互い色んな結果を出してきた。
「人生は選択だ」って浪人のときの講師が言っていたけど、それを実感する日々。


俺は民間企業の現場でやっているから、彼の苦悩を全て理解することはできない。
しかし、官民の軋轢や温度差ってのはどこにでも落ちているもんで、そういう部分で同じ気持ちを抱くことは多いんだと思う。
現場だろうが何だろうが、そういうことを気にする人は気にするし、気にしない人は気にしない。


彼も俺も同じ。
そういうことを気にするどころか、許せないでいる。
何とか変えようとしたい。
でも、周りの人は気付かない。
そうこうしているうちに時間に忙殺され、自分自身の判断すら鈍ってくる。
麻痺しかけた頭で考える。
これは俺の目指すものなのか?


官民どこへいたって、その温度差はある。
一つの組織に複数の人間が所属するということはそういうことだ。
しかし、本来その「温度差のある人たち」を一つにまとめるのはトップであり、組織のスタンスであり、企業の方向性だ。
そこはいじれない。



そうすると、たまたま所属した組織の体質が自分に合わないのであれば、そこから抜け出すか、そこを変えようとするかしかない。
「その組織に合わせようと自分を変える」という選択肢は、そういう人間にはそもそもないのだ。
悔しさばっかり募って、自分の非力さを憂うことも少なくなかったんだと思う。
色んなストレスの原因を自分に見出そうとしてしまう。


そうやって闘っていくことは、俺は間違っていないと思う。
次のステージで闘うことも必要なんだと思う。
ただ、自分がやってきたことを自分で否定することはないし、一つの場所で時間をかけて物事を見ようともがき苦しむことは無駄ではないと思う。
それを活かすも殺すも自分次第。
大事なのはブレない信念。
やりたいことがあればそれに向かえばいいし、やりたいことが出来ないならそれが出来るところへ行けばいい。
同じことを目指すにも、そこだけではなく、見方を変えようと場所を移したっていい。
そのときには、元の場所にいたことの意味や元の場所で培ったことが大きく影響をしてくるはずだ。



上昇志向や向上心がある人間は、どの環境にいても目立ってくるし、どの環境にいても色んなことに疑問を感じてしまう。
力ずくで何とかしようとする人もいれば、違う立場で物事を推し進めようと発想を変える人もいる。
それでいい。





そうやっていかないと、この国は変わらない。










ズッコケ問答

雨上がって虹が出る
雲を割って光射す
シケてる男がホームの先で
真っ昼間から夢を見てる


何を待っている?
何を信じている?
何を寝惚けた事を言っているのか


あの日俺が砕け散って
今じゃみんな嘘の様で
でんぐり返して九月になった
甍の彼方に富士が見える


此処は何処だ?
俺は何処へ行く?
何を寝惚けた事を言っているのか


ソレデイイノカ?
ソレデイイ筈ナンダ
コレデイイノダ
鳥達が飛んで行く
何もかもが飛んでったって
知るか!
ブッ壊して、 また造って


ヘッドライトが流れて
テールライトが流れて
イッてる男が道路の脇で
鉄塔越しに宇宙を見てる


眠れねえんだよ
寝なきゃいいだろうよ
何を寝惚けた事を言っているのか


ソレデイイノカ?
ソレデイイ筈ナンダ
コレデイイノダ
鳥達が飛んできた
また今日が飛んできたら
行くぜ!
ブッ壊して、 また造って


ここで何もかもが終了
ここで何もかもが終了して
全部、一から始まる!



素晴らしい世界

急ぐ言葉は千切れて落ちて足元に転げる
気にすんな、それは蹴飛ばしとけよ
次はすぐ顔出す


笑い、歌い、弾んでいけよ


命かけて笑えるなら
素晴らしい世界
命かけて泣けるなら
素晴らしい世界


君は背中に羽根を生やして
何処へでも飛んでけ
街が季節を飲み干す様に
過ぎし日を飲み干せ


朝に、夜に、弾んでいけよ


命かけて走れるなら
素晴らしい世界
命かけて立ち止まるなら
素晴らしい世界


青い窓開け放て
風の色が見えるだろ?


闇が明日を覆っても
俺達いつもそのまんまさ
時を知る影を知る
笑おうぜ
笑える筈だぜ


やがて何処へ消え去るのか
そんな事は言わない
目覚めた時が生まれた時だ
鐘の音鳴り響く


あそこへ、ここへ、弾んでいけよ


眼に今日も炎を映せ
素晴らしい世界
眼に今日も涙を満たせ
素晴らしい世界


素晴らしい世界の果て
素晴らしい光と影

やるなら、今しかねえ