夏物語

■僕らが富士山で誓ったこと2006



8月10日夜から富士山に登ることを決めた。

たろーが毎年登っているということで、便乗してみた

当初は何名か参加表明をしていたが、結局は二人で行くことに

(来年は数名で行ければ…)



8月10日

昼過ぎに目覚め、洗濯をし、友人Tと新宿で落ち合い、買い出しに付き合ってもらう

Tは仕事について悩みを抱えていて、ボクの個人的な意見を言わせてもらった…(本当にTには富士山に一緒に行ってもらいたかったなぁ)

19時

たろーが迎えに来てくれた。準備をモタモタしてしまい、少々待たせてしまう…

永福町から行きたかったが環七が異常に渋滞していて出端をくじかれた…でI.C.を乗れずに、調布まで甲州街道を飛ばす

途中、府中の花火を横目に河口湖を目指す

談合坂SAで最終の買い出し、たろーはカツ丼をぼくは水、軍手、電池、チョコを買う

21時だというのに家族連れを多く見かけたり、売店の青年に在庫の確認をお願いすると明から様に面倒臭いという表情で在庫の確認をしたりと、見てはいけないものをたくさん見てしまった感じにがっかりした…コスモ石油ココロも満タンにし、再出発

22時過ぎスカイラインの駐車場に到着

22時半に富士山五号目に向かう…車中、学生のサークル一団がうるさくイライラしてしまう(服装も街中を歩くような格好で山をなめているのではないか?と思った)

23時過ぎ富士山五号目に到着

山へいざ

順調に山を登り七号目、八号目、本八号目を通過する

途中もちろん気持ちがくじけそうになるのだけど、今回「頂上へ登れないとこの一年、彼女ができない」という決まりを二人で決めた

それがすごい効果があり、辛いときは「彼女が出来るためだ」とココロの中で唱えたり、ボソボソ言ったりして登頂に成功した

たろーから七号目では温かいコーヒー牛乳をもらい、八号目ではたい焼きのプレゼントをもらう(ありがとう)

4時過ぎ、山頂に到着

気温が低いため着込む…30分後、雲海より御来光が現れる

周りからは歓声があがった

このために辛い思いして登ってきたんだ当然の現象だ

御来光を拝み終えて、山小屋で休憩…しかし、酸欠と寒さと疲労で寝付けない(あまりにも気持ち悪くて死ぬかと思った)

風邪引かなくてよかったぁ

朝7時、下山開始

ここからが本当に辛かった…足がボロボロでフンバリがきかない

細目に座って休憩をとる

途中、男女7人組と出会う

その男性陣があまりにもスマートで爽やかで参った

僕らの完敗だ

下山は相当弱音を吐いていたが、登山当初の「頂上へ登れないとこの一年、彼女ができない」を胸に下山した

すごい苦しいことがたくさんあったけど、到着してしまうと寂しさがこみ上げてきた…また来年も登ろう(次は体力をもっとつけて!)

お互い今回の登山が成功したら彼女ができるよ!という前向きな考え方で黙々と歩いた

自分自身、ずいぶんと自信が付き一回り大きくなれたと気がする

ボクは今回の登山が終わったら気持ちを伝えてみようと思う

下山し河口湖の駅前で不動ほうとうを食す…ボリューム満点でうまかった!

溶岩温泉で入浴し、2時間程仮眠…そよ風が気持ちよかった☆

一般道で帰路についたが、渋滞している

途中、相模原でたろーの過去を精算し

富士登山を成功させた僕らはテンションが上がっていて、誰かに会って聞いて欲しかったので国立の万豚記に友人Eを呼び、夕食を諭しむ…ご飯は一人ではだめだと改めて実感した

国立のたろーの過去を精算し(その2)、高円寺へ………

車中のELLEGARDENが異常に良かった…カッコいい


たろーへ

ハードスケジュールだったけど楽しかった

来年も是非行きましょう

明日は仕事だぁ

筋肉痛が起きてないことを願う…



早いとこ寝ようっと