はんぱない

打ち合わせが二件。
朝から一日新しい部署での会議があったが、ほとんど出られず。
メインの打ち合わせも葛藤ばかりで疲れた。
俺の信念だとか親切心だとか、余計なお世話なんだろうかと。


新宿で打ち合わせをして、設計士とコーヒー飲みながら反省会。
やれることはやったはずだ。


新宿から中央線で立川へ。
金融法人との打ち合わせ。
これも引き続き緊迫感たっぷり。
なかなかタフな試合だった。


会議の最後だけ顔を出し、自己紹介。
どんな風に映ってるんだろう。
うまくやっていけるんだろうか。


会議が終わって、いつもと違うメンバーで呑む。
話の中で自分が新人のときの上司の話が出てきて、ちょっと動揺した。



「強引さとは何だ?」



その時にとったメモは、手帳に書き写し、今でも度々読み返している。



色んなことに動揺している自分がいる。
本社勤務になったから、新人の時に異動を希望して飛び出した部署もある。
その時の人と顔を合わせるんじゃないかと思ってびくびくしていたら、案の定新人の時の課長に会った。
会ったというよりすれ違い様に言葉を交わしただけだ。



「久しぶり、また今度ゆっくり」



お互い時間に追われていた中ではそれしか話せなかった。


仕事の考え方も、プロセスも、はたまた恐怖心も、条件反射のように叩き込まれた上司だ。
もう少し色んな実績をあげてから会いたかった。
今はまだ何も成し遂げていない。
何だか居心地が悪かった。







文字通りイスに座ってる暇などない。