先輩から親しい後輩(俺含む)にメールが一括で来た。
「突然だけど、キリンの舌が何色か知ってるよね?」
A「もちろん」
B「常識です」
C「よくその色の服着てます」
D「俺の舌もその色です」
その後またメールが。
「誰ひとり具体的に色に触れようとしていない!
のはわかったから、マジで何色か知ってる人いないの?」
B「知ってますよ」
A「あの時の俺らのような甘酸っぱい色ですよ」
そんな後輩を持った先輩が不憫でなりません。
俺は大学の時の後輩の、いわゆる「ケニアからの留学生」に訊いてみた。
すぐ返信が来た。
「黒くなかったですか?」
いや、俺お前と一緒に見たわけじゃないから。
でもやっぱこいつに聞いてよかったと思ったよ。
いい後輩を持ったもんだ。
留学生から追加が来た。
「確認してみたら「濃い青紫」らしいです」
だいたい何で確認したんだろ。
常識かどうかでもめてたんだって。
やれやれ。
そういや中学のとき、違う学年に
「麒麟児の息子がいる」
とか言われてたな。
どうだったんだろ。