ゲイ・アゲイン

展示場にバイトで来ている女性スタッフと、最近世界陸上の話で盛り上がっています。
彼女は僕の貸した「一瞬の風になれ」を、家族の夕飯も作らずに読みふけっていました。



まあそれはいいとして、世界陸上も終盤戦。
俺は残業で事務所に残っていたんですが、彼女から突然メール。





タイソン・ゲイだ!!!」





200mの決勝が終わったんでしょうな。
俺の頭の中に、全力でこっちに向かって突っ走ってくる彼の顔が思い浮かび、そして仕事に集中できなくなりました。