「楽しくたって、仕事はできる」と、書いてあります。
その、『ほぼ日刊イトイ新聞の謎。』の帯です。
北海道日本ハムファイターズの優勝で、
このことばが、ちょっと生きてきたような気がしています。
楽しそうに仕事をしていると、
「まだまだ全力を尽くしてないんじゃないか」と、
疑われたりするおそれがあります。
ひょっとしたら、「苦しそう」にしていたほうが、
誠実に見えたり、熱心に見えたりするかもしれないです。
なんかCMの出演者へのインタビューで、
「どういうところが、つらかったですか?」
なんて質問を何度も聞いたんですけど、
CMの出演で「苦しい」こととか「つらい」ことなんて、
そうそうは‥‥ありませんよねぇ。
今回のファイターズについては、
第1戦に敗れた直後のベンチの表情が、
気になっていたんですよ。
とにかく、明るかったんです、
負け惜しみや強がりという感じじゃなく、笑ってた。
ぼくは、「こういう顔した選手たちが勝ったら、
おもしろいなぁ」と思って、秘かに応援していたんです。
(金村投手のドラマも気になっていたしね)
そいでもって、地元で優勝しちゃったんだねぇ‥‥すごい。
新庄選手は、球場に通うことが、
「放課後の野球をするための原っぱに通うみたい」に
楽しかったと発言していましたよね。
不真面目にやっているわけじゃないのです、絶対に。
「楽しくたって、野球は勝てる」だったわけですよねー。
これからも、ぼくらは
「楽しくたって、仕事はできる」んじゃないのかって、
ほんの少し無理しつつ言っていこうと思います。
昨晩は部活の仲間と渋谷で呑んで、終電で池袋へ移動し、よく行くバーに一人で顔を出した。
なんか外人がたくさんいたなあ。
仕事中心になってから、よく「余裕」という言葉について考えるようになりました。
というのも、上司から「こいつはまだ余裕がある」って度々言われるからなんです。
俺はその言葉にいつもカチンとくる。
余裕がなくなるまで追い詰めて仕事しろっていうニュアンスが含まれるてるから。
「余裕」っていう言葉が多義語な気がするんです。
うーん適当な説明が思いつかない・・・
つまり上司は「余裕」を「手抜き」という意味でとるのに対し、俺は「気持ちの切り替え」っていう意味で使っているんです。
うーん使い方難しい。
説明も難しい。俺余裕は持ちたいけど手抜きはしてないですよ。
で、そんな中、「余裕」というものを求めて呑んだり遊んだりするわけです。
なんか説明がうまくいかなかったんで、今日はここでおしまい。
楽じゃないけど楽しい道を。