メモを取り出す彼

大学の建築学科の時の同期と二人で呑んだ。



知識、洞察力、雰囲気、いろんな面で俺が建築学科のメンバーの中で最も尊敬する一人だった(今もですが)。


富士山登った以来。

久しぶりに会った彼は4月から組織設計(←あってます?)。

もう一人不可欠な人物がいたんだけど、彼も企業に入社して研修で郊外に出てしまっていたので会えず。


まあ電話かかってきましたが(笑)




大学は学部で卒業してしまった。



大学の学部、学科、授業で学ぶことはそのほとんどが「学問」であって、それはそれですごくおもしろいんだけど、実社会に出てみるとその重要性はますます理解できるようになり、今更ながら
「もっと勉強しておけばよかった」
という後悔の念がよぎる。



俺にそういう学問の水から「金を稼いで自立をし、その上で物事を判断すること」
を早い段階で意識させてくれたのは当時付き合っていた彼女ですが、やっぱり学生と社会人とのギャップは社会に出れば予想通りあって、現実は厳しくてしんどいっていうことを実感しながら生活する日々。


だからこそ、向学に努める姿勢を持ちながらバランス感覚を養っていくことが今最も重要なことなんじゃないかと思い、そう考えると「俺はなんであんな無駄な時間を」とふいに感じてしまう。


ただ、学ぶという行為は欲求と意思だけで成り立つものなので、環境があーだとか、大学がこーだとか、そういうことは言いたくない。

社会に出てからもゆっくりと学ぶことの出来る機会はほしいし、それは作ろうと思えば作れるはずだ。




そんなこんなで、ひょんなことから交友が生まれた彼とは末永く付き合っていきたいなあと思いました。


ただ、今彼は3週間前から使い物にならなくなっているようなので(俺だったらそうだ)、そこんとこはもう少し追及するべきでした。