午前中観てきたので、まだ興奮冷めやらない状態の中にいる。
残念ながら僕は1980年生まれなので、自分自身がリアルタイムではなかったのだが、父親がスターウォーズ好きだったので物心ついた頃にはEP4〜6いわゆる旧3部作のビデオテープが家に置いてあった。
本当に昔のパッケージだった。
それを擦り切れるまで見て、英語はわからないけど字幕だったので、吹き替えではなく彼らの「声」だけは覚えて育った。
当時は特撮、今はCG技術とその時代の先端技術に憧れ、今だってILMに何か投資ができないかなんて思うほど映画の技術が好きで、自分の人生というかものの好き嫌いに決定的な影響を与え続けてきた。
そんなこんなで今日は父親と行ってきた。
ここ数年父の衰えに寂しさを感じるようになり、もう一度何か一緒に楽しむことができないかと思っていたのがきっかけだった。
去年のアタマだったと思うが、2015年の冬に公開される、というトレイラーがインターネット上に流れ、それ以降約2年かけて情報を父に送り続けてきた。
父はハリソンフォードより年上なので、やはり映画を2時間ぶっ続けで観る体力も字幕を追っかけるだけの集中力もなくなっていたのだが、それでもちゃんと一緒に楽しみたいと思い、突然観てパンクしないようにと、今までの旧3部作のトレイラーを送ってみたり、新しい予告編が出るたびに転送したり、ひたすら予習と準備をしてきた。
結果、彼は非常に楽しみに今日を迎えてくれて、やはり展開が早くてついていけないところもあったのだろうが、とても楽しんでくれた。
自分自身も、なんかEP1〜3で少しテイストが変わっちゃったなーなんて思って心の中にしまっていた旧3部作への子供の頃感じた憧れや、おかげでしっかり患った中二病が見事に戻ってきてくれたのが嬉しくて、台詞の一つ一つやキャラクターの登場シーンに心を奪われ、鳥肌が立ち、終盤には終わってしまう寂しさを感じ、お腹一杯で出てきた。
ストーリーや展開に対してあれこれ言いたいことはたくさんあるが、まずは父と一緒に楽しめたことでほっとしている。
こんな機会を与えてくれた映画の存在に感謝したい。
It's true.
All of it.
